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  1. 越前市議会 2022-11-21
    11月24日-02号


    取得元: 越前市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    令和 4年12月定例会         令和4年12月越前市議会定例会(第2号) 令和4年11月21日の会議に引き続き、令和4年11月24日午前10時から会議を再開した。  =======================================1 議事日程┌─────────────────────────────────────────┐│           令和4年12月越前市議会定例会議事日程           ││                       令和4年11月24日午前10時開議 ││  第 2 号                                  ││ 第 1  議案第72号 越前市越前たけふ駅西交通広場設置及び管理条例の制定につい ││           て                             ││ 第 2  議案第73号 越前市駐車場設置及び管理条例の一部改正について      ││ 第 3  議案第74号 越前市コミュニティーセンター柳荘の指定管理者の指定につい ││           て                             ││ 第 4  議案第75号 越前市越前打刃物振興施設の指定管理者の指定について    ││ 第 5  議案第76号 武生中央公園総合体育館、庭球場及び多目的広場人工芝コー ││           ト)並びに越前市武道館の指定管理者の指定について      ││ 第 6  議案第77号 武生東運動公園ソフトボール場、庭球場及び陸上競技場瓜生 ││           水緑公園体育館並びに越前市サッカー場の指定管理者の指定に ││           ついて                           ││ 第 7  議案第78号 越前市今立体育センターの指定管理者の指定について     ││ 第 8  議案第64号 令和4年度越前市一般会計補正予算(第7号)        ││ 第 9  議案第65号 令和4年度越前市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)  ││ 第10 議案第66号 令和4年度越前市介護保険特別会計補正予算(第1号)    ││ 第11 議案第67号 令和4年度越前市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) ││ 第12 議案第68号 令和4年度越前市水道事業会計補正予算(第1号)      ││ 第13 議案第69号 令和4年度越前市工業用水道事業会計補正予算(第1号)   ││ 第14 議案第70号 令和4年度越前市下水道事業会計補正予算(第1号)     │└─────────────────────────────────────────┘  =======================================2 本日の会議に付議した事件 日程第 1  議案第72号 越前市越前たけふ駅西交通広場設置及び管理条例の制定について 日程第 2  議案第73号 越前市駐車場設置及び管理条例の一部改正について 日程第 3  議案第74号 越前市コミュニティーセンター柳荘の指定管理者の指定について 日程第 4  議案第75号 越前市越前打刃物振興施設の指定管理者の指定について 日程第 5  議案第76号 武生中央公園総合体育館、庭球場及び多目的広場人工芝コート)並びに越前市武道館の指定管理者の指定について 日程第 6  議案第77号 武生東運動公園ソフトボール場、庭球場及び陸上競技場、瓜生水と緑公園体育館並びに越前市サッカー場の指定管理者の指定について 日程第 7  議案第78号 越前市今立体育センターの指定管理者の指定について 日程第 8  議案第64号 令和4年度越前市一般会計補正予算(第7号) 日程第 9  議案第65号 令和4年度越前市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 日程第10 議案第66号 令和4年度越前市介護保険特別会計補正予算(第1号) 日程第11 議案第67号 令和4年度越前市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 日程第12 議案第68号 令和4年度越前市水道事業会計補正予算(第1号) 日程第13 議案第69号 令和4年度越前市工業用水道事業会計補正予算(第1号) 日程第14 議案第70号 令和4年度越前市下水道事業会計補正予算(第1号)  =======================================3 出席議員(22人)     1 番 能 勢 淳一郎 君         2 番 土 田 信 義 君     3 番 畑   勝 浩 君         4 番 近 藤 光 広 君     5 番 佐々木 哲 夫 君         6 番 橋 本 弥登志 君     7 番 清 水 一 徳 君         8 番 中 西 昭 雄 君     9 番 桶 谷 耕 一 君        10番 砂 田 竜 一 君    11番 大久保 健 一 君        12番 小 玉 俊 一 君    13番 川 崎 俊 之 君        14番 題 佛 臣 一 君    15番 三田村 輝 士 君        16番 安 立 里 美 君    17番 大久保 惠 子 君        18番 小 形 善 信 君    19番 川 崎 悟 司 君        20番 城 戸 茂 夫 君    21番 前 田 修 治 君        22番 吉 田 啓 三 君4 議  事       開議 午前10時00分 ○議長(吉田啓三君) これより本日の会議を開きます。  ================ △日程第1 議案第72号 ・ 日程第2 議案第73号 ○議長(吉田啓三君) 日程に入ります。 日程第1議案第72号越前市越前たけふ駅西交通広場設置及び管理条例の制定について及び日程第2議案第73号越前市駐車場設置及び管理条例の一部改正についての2案を一括して議題といたします。 この際、申し上げます。 これより行います理事者等の議案提出者に対する質疑につきましては、一問一答方式により1議題につき質疑、答弁を含めて30分以内の時間制限により行います。 なお、質疑は議題に供されている案件について議員が賛否等の態度決定をできるよう疑問点を問うことが目的でありますので、議員各位にはその範囲を逸脱することなく、簡明簡潔な発言に努められますようお願いをいたします。 理事者におかれましても、質疑の趣旨に沿った適切な答弁をなされるよう、ここで改めてお願いをいたしておきます。 また、質疑については自席にてマスク着用の上、座ったままでお願いをいたします。 それでは、本2案に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 質疑を終結いたします。 本2案については産業建設委員会に付託いたします。  ================ △日程第3 議案第74号 ~ 日程第7 議案第78号 ○議長(吉田啓三君) 日程第3議案第74号越前市コミュニティーセンター柳荘の指定管理者の指定についてから日程第7議案第78号越前市今立体育センターの指定管理者の指定についてまでの5案を一括して議題といたします。 本5案に対する質疑に入ります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 中西昭雄議員。 ◆(中西昭雄君) おはようございます。 私のほうからは、それぞれの内容というよりも指定管理者の指定の選定の方法、そして基準について質問をさせていただきたいと思います。 まず、それぞれの選定委員常設委員と言うんですかね、こちらの選定基準やその方法、そしてどのようなプロセスを経てこの常設委員が選任されるか、その点についてお尋ねしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 西野企画部長。 ◎企画部長西野吉幸君) 中西議員の質疑にお答えをさせていただきます。 指定管理者に係ります指定管理選定委員選定基準と選定のプロセスはというお尋ねでございます。 指定管理者の選定委員会の委員は、市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例第13条におきまして、公平性及び透明性を確保するために施設の類型ごとに設置をするというふうに定めているところでございます。その施設の類型と申し上げさせていただきますと、社会福祉施設産業振興施設基盤施設、文教施設の4つの選定委員会を設けることとしているところでございますが、現在は基盤施設を除きます3つの選定委員会が設置をされているという状況でございます。 それぞれの常設委員は、規則に基づきまして選定をさせていただいております。常設委員のうち、外部委員というのが5人いらっしゃいます。大学教授や経済団体などの学識経験者4名、そして税理士などの財務精通者1名、こちらのほうが外部委員でございます。内部委員は、施設所管の部局長及び財産管理課長、財産管理課長がこの指定管理の事務局という形を取っておりますので、合計7名の選定委員会をそれぞれ3つ選定をしているといったところでございます。 学識経験者の具体的な選定、このプロセスでございますけれども、経営に識見を有する方、施設管理に識見を有する方、利用者を代表する方、こういった方々を各施設所管部署のほうで選定をされているといったところでございます。なお、内務精通者1名につきましては北陸税理士会武生支部に推薦をお願いいたしまして、それぞれ3名御推薦をいただいているといったところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 中西昭雄議員。 ◆(中西昭雄君) その仕組みについては、今の御説明で理解をいたしました。 そこで気になりますのが、外部委員について所管部署のほうで決めていくという形になってるかというふうに思いますけれども、疑問点に思うのが、所管部署外部選定委員を決めつつ所管部局長が委員になってるというのは、選定委員を決める立場にある人間が選定委員になるというのは違和感を感じるんですけれども、それはどういった考えなのか改めてお尋ねをしたいというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 西野企画部長。 ◎企画部長西野吉幸君) 内部委員にそれぞれの施設の所管管理部局長が入っておる理由でございますけれども、まずその施設の状況、こちらのほうを最も把握している人が1人入るべきであろうということで、それを客観的に見る立場ということで部局長に入っていただいているといった状況でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 中西昭雄議員。 ◆(中西昭雄君) 分かりました。 一般市民の公募というのは考えられないんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 西野企画部長。 ◎企画部長西野吉幸君) 現在、先ほど常設委員というのが7名おるということを申し上げましたけれども、その施設によっては個別委員という形で入っていただくこともございます。具体例を挙げさせていただきますと、児童センターなどの場合は学校との連携が非常に重要であるということもございまして、学校の校長会の先生のほうから御推薦をいただいて一緒に審議をしていただくというような形もございます。それは市民公募という形とちょっと違いますけれども、県外の市等におきましては市民の方から一般公募をされている例もございますので、今後研究していく課題であろうかなというふうに思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 中西昭雄議員
    ◆(中西昭雄君) 分かりました。ぜひお願いしたいと思います。 続いて、この選定基準の中で何点か公募、非公募という形で分かれていたかと思いますけれども、なぜ公募、非公募と分けられるのか、そのあたりの基準について教えていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 西野企画部長。 ◎企画部長西野吉幸君) この指定管理制度というのは、民間から広く提案を受けることを前提としておりますので、原則といたしましては公募という形になろうかと思います。しかしながら、先ほど申し上げました条例の第5条におきまして、非公募もできますよという形で定めているところでございます。具体的に申し上げますと、施設の性質や規模、機能等により地域や特定の団体の方に管理をお願いしたほうがより効果的に管理運営ができるだろうというふうに判断できる場合でございます。 非公募にできる基準でございますけれども、事務処理要綱で定めているところでございまして、具体的には次の3つを上げてございます。 まず1つ目でございますが、地域住民の融和を図るために設けられ、地域住民が専ら占用している施設で、地域団体が管理を行うことにより事業効果が期待できると判断した場合、今回の場合で提案させていただいてる場合ですと柳荘がこれに当たるのかなと思います。 2番目でございますけれども、施設の性質上、その使用料のほとんどが減免され、その団体が管理を行うことにより事業効果が期待できると判断したような場合、これは例を挙げさせていただきますと、先ほど申し上げた児童センター、こういったものはこのような分類に入るのかなというふうに考えております。 そして、3つ目でございますけれども、施設の設置目的が専門的かつ高度な技術、ノウハウを有するため、団体が特定され、当該団体が管理を行うことにより事業効果が期待できると判断した場合、今回でいいますと打刃物施設を上げさせていただいておりますけれども、ほかにも和紙の施設でありましたり、こういった専門的な知識を要するものは非公募という形で運営をしてきたといったところでございます。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 中西昭雄議員。 ◆(中西昭雄君) 細かい説明ありがとうございます。 原則公募だということで、非公募については今言ったような判断基準によって非公募になり得るということであるということを理解いたしました。ありがとうございます。 それでは続きまして、評価項目が5項目ございますけれども、この詳細というのがあったと思うんですけれども、この詳細の中でどういったところがあるのか教えていただきたいというふうに思います。 また、その詳細についてそれぞれの、いわゆる指定管理者の設置の場所によってその内容が変わってくるのかどうか、このあたりについても教えていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 城戸茂夫議員。 ◆(城戸茂夫君) 具体的にどの議案に対しての質疑なのか分かりません。一般質問で指定管理者制度そのものについてやっていただければいいような質問は、冒頭の議長の注意とそれてるんじゃないかと思うんですが、議長の御判断はいかがでしょうか。 ○議長(吉田啓三君) 中西議員に申し上げます。 今回指定されている条例に関して質疑を行っていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 中西昭雄議員。 ◆(中西昭雄君) 分かりました。 全体的な選定基準という部分で質問したかったわけでありますけれども、議案ということでありますので、私については議案第76号、こちらの件について、では項目の詳細について教えていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 西野企画部長。 ◎企画部長西野吉幸君) 議案第76号という形での、私手元に資料を持っていないんですけれども、基本的な指定管理の項目の詳細でございますけれども、今ほど議員おっしゃられましたように、条例で5つの項目、評価項目を定めているところでございまして、その項目の詳細につきましては、事務処理要綱で基本的なスタイル、これを定めさせていただいております。大体5項目から6項目の項目がございます。 参考までに申し上げさせていただきますと、項目1、市民の平等な利用が図られることにつきましては、しっかりとその設置目的と合致している基本方針となっているのかとか、利用者に公正中立な対応ができているのか、利用者に公平で平等な利用機会を確保しているのかなどなど6項目ございます。 公の施設の効用を最大限に発揮することにつきましては、管理業務計画書の内容が設置目的に達成可能か、実際出されている目標がしっかり達成できるかどうかということを基準としております。ほかには、サービスの向上策は適切か、あるいは施設の利用拡大に向けた方策、広報や誘致などが適切かなどなど5項目。 項目3の維持管理に関する経費の削減が図られることにつきましては、1つ目に管理経費の節減が図られる見込みがあるか、その経費削減のための方策は適切かなどなど合計6項目ございます。 4項目の4つ目、施設の管理を安定して行う人員、資産その他の経営規模及びその能力があることにつきましては、安定した施設の管理を行う能力があるか、類似施設等管理運営の実績があるか、組織体制及び責任体制は適切となっているか、人員配置、勤務体制は適切かなど5項目ございます。 最後の5項目、5つ目でございますけれども、その他市長が性質や目的に応じて指定する基準については、環境に配慮されているか、市内の事業所や団体で利用した管理業務の第三者への委託などがちゃんと適切に行われているか、高齢者を含む地元雇用や市内の物品調達などについて配慮されているか、あるいは災害時における市の協力体制がしっかり取られているかなど、こういったことが細かい項目として挙がっているわけでございますけれども、この細かい項目につきましてはそれぞれの施設の性格というんでしょうか、そういったものも異なってきますので、各所管部署において、基本はこれですけれども細かい部分については委員会の中で議論をしていただいて定めていただくと、そういったスタイルで基本的なスタイルは今申し上げたものに大きな変更はございません。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 中西昭雄議員。 ◆(中西昭雄君) では、議案第76号の細かい内容については選定委員会の中で決めていったというプロセスだというふうに今御説明で伺いましたけれども、それでは第1回目の審査の中で配分とかそういうのを決めてオープンにしてやっていくんでしょうか、その順番について教えていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 藤原教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長藤原義浩君) 議案第76号ということで、教育委員会のほうから回答させていただきます。 今議員御紹介のように、第1回目で原案を決めてまいります。それに基づきまして、公募をかけると。その公募で、評価項目を応募者が見ながら適切な、こういうふうな管理をしますよということを申請書で書いてくるというふうになります。 ちなみに、項目5のところでございますけれども、議案第76号では自主事業の事業計画書の内容が施設設置目的と合致した上で公園のにぎわい創出中心市街地の活性化につながる提案となっているか、また環境負荷低減など環境保全に配慮しているか、地元雇用や市内での物品調達について配慮がされているか、障害者差別解消法をはじめ合理的配慮の提供について対応の準備はあるか、個人情報保護の対応が適切かというふうな判断材料を決めております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 中西昭雄議員。 ◆(中西昭雄君) 分かりました。 今回、議案第76号についてピックアップして御質問させていただきましたけれども、これは一般質問にかぶるかもしれませんけれども、今回それぞれの議案第76号、議案第77号になると思いますけれども、組替えと指定管理者が替わりました。それに対して、様々な御意見を頂戴した中でこの質問をさせていただいたわけでありますけれども、しっかりと市民の皆さんが納得できるような選定方法並びに公開をしていただきたいというふうに思います。これは要望でありますので、以上で質疑を終わりたいと思います。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 土田信義議員。 ◆(土田信義君) 私も、今議案となっております議案第76号武生中央公園総合体育館の指定管理者の指定についてについて御質問させていただきたいと思います。 まず、今中西議員さんにお答えになったところと重複しない範囲で選定された経緯を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 藤原教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長藤原義浩君) これまでの経緯でございますが、8月3日に第1回の文教施設指定管理者選定委員会、こちらを開催をしております。そして、各施設の概要や指定管理者評価委員会による評価結果について説明をいたした後、公募、非公募の選定──今回は公募でございますが──それから募集要項、選定基準表について外部委員からの意見聴取を行いまして、8月中旬に募集要項を確定いたしました。 9月15日から1か月間──10月14日になりますが──を期間として市ホームページ、広報等で指定管理者を募集いたし、10月26日に第2回の選定委員会を開催いたしました。 議案第76号では2者の応募がございまして、申請団体からそれぞれプレゼンテーションを実施した後、申請書類の内容も含めた質疑を行いまして、採点をして候補者選定を行ったというのが経緯でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 土田信義議員。 ◆(土田信義君) 理解いたしました。 さらに、疑問点をお尋ねしたいと思います。 このプレゼンの中で、それぞれどれぐらいの金額でお示しをなさったのかお伺いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 藤原教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長藤原義浩君) 提案の金額でございますが、市スポーツ協会のほうは7,611万3,950円、アシックススポーツファシリティーズ・日本メックス共同体につきましては9,330万円という提案でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 土田信義議員。 ◆(土田信義君) また疑問点を問いますが、ある程度の金額があるとそれなりのプレゼンができるのではなかろうか、今金額をお伺いするとアシックスファシリティーズさんのほうはかなり高額な中で提案があった、片や質素、簡素な運営というのも指定管理の中に大きく問われているのではなかろうかと思いますが、そこら辺ではどのように評価されたのかお尋ねいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 藤原教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長藤原義浩君) 先ほどの説明の中にもございましたが、価格のところでは確かに安いスポーツ協会さんのほうが──議案のほうに載ってるかと思いますけれども──評価が高かったということでございます。しかしながら、その他の項目において指定管理候補者のほうが優れているという評価がなされたということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 土田信義議員。 ◆(土田信義君) 理解いたしました。 さらに質問なんですけれども、隣の南越前町では365のスキー場等々4施設が、ちょうど5年前ですか、県外の資本の大手によって提案されてすばらしいプレゼンの中で採択されましたが、契約期間の5年を待たずに、4年もかからずにやめちゃいました。そういった危惧がなされるんですけれども、今回の指定管理においては県外の事業者に対してどのような担保を取ったのかお尋ねいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 藤原教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長藤原義浩君) 今回の候補者につきましては、30自治体を超えるところで──38だったと思いますけれども──ぐらいの施設の管理をこれまで行った実績がありますので、その点については継続してやってもらえるんですよねという質問にもしっかりとお答えをいただいたというふうに記憶をしております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 土田信義議員。 ◆(土田信義君) 理解いたしました。 365のスキー場等々についても、そのような確認は十分なさっていたという旨をお聞きしています。 次の質問ですけれども、スポーツ振興についてです。 もう一つの提案のあった団体は、越前市のスポーツ協会、幅広く越前市のスポーツを担っているような団体です。市の体育館なんかが拠点となって活動なさっているわけですけれども、今回の指定管理で外れることによってその拠点がなくなります。また、人もそういった指定管理の人件費をもって雇っているんですが、そのマンパワーも奪われかねない。そういったところについてどのようにお考えになっているのか、御質問します。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 藤原教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長藤原義浩君) 今議員が御紹介いただいた団体については、募集第2のほうも取られておりますので、そちらの管理に当たる上でまた人員配置等されると思っておりますし、今後の事務所の在り方、それからスポーツ協会の運営方法など幅広く今協議を行っているところですので、今後スポーツ協会の意向を聞きながら一番いい方法を取っていきたいなというふうに考えています。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 土田信義議員。 ◆(土田信義君) 指定管理の規模、市の体育館なんかとその後の2番で取っている指定管理の規模、金額的にも大きく違うかと思います。また、拠点という意味では越前市の体育館、非常に中央にありますので全市的に集まれるような、そういった市の体育館でないかと思われます。そういったところから、ただ単にそういった拠点を奪ってそちらほうにいっていいのかなって疑問があるんですが、市のスポーツ課としては、一方で指定管理者ではありますが、もう一方では越前市のスポーツ振興を担う大きなスポーツ団体、スポーツ協会です。そういったところの育成という立場ではどのように考えていらっしゃるのか、併せて質問します。 ○議長(吉田啓三君) 土田議員に申し上げます。 育成とスポーツ協会のことになっていますので、指定管理の指定の部分について御質問いただければなというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 土田信義議員。 ◆(土田信義君) おおむね理解いたしました。 以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 近藤光広議員。 ◆(近藤光広君) よろしくお願いします。 ただいまお二方の質問の内容の議案第76号の件でお尋ね申し上げます。 今回この指定管理者の指定先が変更になりまして、各施設の人員配置、それとか常駐管理者の在り方等スタッフとしてのそれぞれの役割を期待できる要素があれば教えていただきたい。お願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 藤原教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長藤原義浩君) 選定基準におきましては、施設の管理を安定して行う人員配置、勤務体制、それから責任体制の確保を評価するというふうにしておりました。したがって、今回公募に応募してきた候補者についても、そのことを受けて人員配置体制を提案されています。具体的には、総括責任者1名、副総括責任者2名の3名体制──これは体育館のほうになるかと思いますけれども──取ることで交代勤務を確立いたしまして、開館中の責任者不在の時間帯をなくして利用者のサービスの向上を図るというふうな提案をされております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 近藤光広議員。 ◆(近藤光広君) 分かりました。 常駐される人がきちんとした管理をされるとか、そこが大きなポイントだと思いますのでお尋ねしました。 今までは、この指定管理が替わりますとそこに勤められているスタッフの方々、過去にもいろいろと市民プラザとかそういうところの例を見てるんですけれども、がらっと替わっちゃうと。今までやってこられた方を有効活用とか、そういったことは示されてるんじゃないかなとは思うんですけれど、そういった点、どのような形で求められているか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 藤原教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長藤原義浩君) 選定基準におきましても、地元雇用への配慮ということを評価することとしておりました。したがいまして、指定管理者の候補者につきましてもそのことを受けて地元雇用への配慮を提案されております。具体的に申し上げますと、事務や受付業務等において地域の実情に精通した人材を確保するという御提案がありまして、市内人材の活用について候補者と、議決をいただきましたら今後協議を行っていきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 近藤光広議員。 ◆(近藤光広君) 分かりました。そういう形で提案をされていらっしゃるということですね。 先ほど来、市のスポーツ協会との協力体制という形の質問もあったかと思いますけれども、改めてこれに対しての影響というのは特にないというふうに見ればよろしいですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 藤原教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長藤原義浩君) これまでも、市スポーツ協会とは連携を取りまして各種スポーツ関連事業等を通して協力体制を築いてまいりました。また、今までも市スポーツ協会や各地区のスポーツ協会、さらには各種目協会や各競技団体等との協力をいただきながら本市のスポーツ振興を図ってきたところでございます。 今後も、市スポーツ協会はもとより本市のスポーツ振興に関係する各種団体と密に連携しながら、本市のさらなるスポーツ振興を図っていきたいというふうに考えています。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 近藤光広議員。 ◆(近藤光広君) 分かりました。しっかりとお願いします。 それで、最後なんですけれども、先ほど人員的な配置とかのメリットがありますよということがありました。それ以外に、先ほども費用の増額ということの費用対効果、そういった形で市民にとっての新しいメリットはほかに何かあるかというところら辺の回答があればよろしくお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 藤原教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長藤原義浩君) 利用者のメリットということでございますが、先ほども申し上げましたけれども、開館時間中に必ず責任者がいるという人員配置として、夜間や週末でも利用者への丁寧な対応をするという御提案をいただいております。また、御意見箱の設置、それから利用者への定期的なアンケートの実施、利用者会議の開催、ホームページ、SNS等での問合せフォームの活用により、利用者の声を広く収集して利用者との関係性を深め、よりよい施設管理を図るというふうな提案もございましたので、利用者の利便性につきましては向上するものというふうな判断を選定委員会のほうではされたというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 近藤光広議員。 ◆(近藤光広君) 分かりました。 スポーツ振興のために、ここの場所を起点にさらなる飛躍を求めたいと思いますので、よろしくお願いします。 質問を終わります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 安立里美議員。 ◆(安立里美君) 今までお三人方がやられたのと同じ項目にプラス議案第77号を含めて質問させていただきます。 今回、この説明資料を見せていただくと、最後の5項目め、前各号に掲げるもののほかという項目、この条例第4条5号の部分に関して理解できない部分がありましたのでお聞きしたいと思います。 この部分が、今回の選定に、両方の指定に関しては大きな影響を与えていると思うんですけれども、この項目、先ほど4つほど上げられてましたけれども、大きく差がつく理由というのは何かあるんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 藤原教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長藤原義浩君) 総合体育館を含む指定管理グループ、それから武生東運動公園を含む指定管理グループでは、施設の特性から選定基準の内容に差があるため選定委員の採点に差が出たというふうに考えています。具体的に申し上げますと、評価項目、今おっしゃいました5でございますけれども、総合体育館を含むグループの管理上の狙いといたしましては、武生中央公園という立地を生かしまして、スポーツ関連イベント等の企画によりまして一般利用者の利用拡大を図っていただいて、利用者を増やしていただくというふうな狙いで持っておりましたので、その点では今回の指定管理候補者の採点がよかったというふうなことだと考えています。 また一方、東運動公園を含むグループの狙いといたしましては、競技力向上、こちらによりましてスポーツの振興を目指しまして、スポーツ大会の誘致や各競技の活性化を図ることというふうな狙いでございましたので、こちらではスポーツ協会のほうが採点がよかったというふうに考えておりますので、以上のことからそれぞれの配点の開きが生じたというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 安立里美議員。 ◆(安立里美君) 今の説明ですけれども、この5項目の中で、条例第4条2項、公の施設の効用を最大限に発揮するものであること、今の答弁はそれに値すると思うんです。先ほど、4項目上げてらっしゃいましたよね、環境とか、それから市内の第三者への委託とか、それから高齢者等の雇用、災害時での対応、このようなことを上げてらっしゃいました、第5項目に関して。それと今の答弁は、ずれると思うんです。 なぜこの質問をするかというと、この第4条5号によって指定が大きく変わられてるということで大きな影響を与えてるんじゃないかなと思うんです。そうなると、この項目はかなり重大じゃないかなと思います。 その中で疑問に思いましたのが、議案第77号のほうで、スポーツ協会はその項目が16.4点という数字を出してます。しかし、今回の先ほどの議案第76号になると14.0になっているんです。先ほどの4項目の中の評価からいくと、何でこんだけの差があるのか、そこがとても不思議に思いました。それで質問をさせていただいてます。なぜですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 藤原教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長藤原義浩君) 選定基準の5の項目の中の一つに、自主事業の計画書でもってにぎわいをつくって、利用者の増加を図ってほしいというものがあります。そこで、今回の候補者の提案内容は各世代にわたって自主事業を行いたいというふうな個別の提案があったので、そういったことが選定委員さんの中で評価がされたのでないかなというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 安立里美議員。 ◆(安立里美君) それは、アシックスが評価された部分については分かります。しかし、同じスポーツ協会で施設が変わるだけでこんだけ評価が変わる、16.4あったものが14.0になる。この評価の仕方が、なぜこういう形で生まれたのかが私は疑問に思って今質問をさせていただいてます。なぜですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 藤原教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長藤原義浩君) こちらのグループ2のほうですけれども、東運動公園のほうでは、競技力向上というようなところでスポーツ協会の御提案を高く委員が評価をされたというふうに考えていますし、先ほども申し上げましたが、総合体育館のほうでは今回の候補者のほうが内容的によかったという判断を評定委員さんがされたと、それが差になっているというふうに考えています。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 安立里美議員。 ◆(安立里美君) 同じメンバーなんですね、両方の評価をするのが。ということで、なぜかなって疑問があったので質問をさせていただきました。もうほかのことで質問をさせていただきます。 先ほど、価格では差がありますがその他の項目において優れていたというのをおっしゃってました、議案第76号のほうです。その他の価格、要するに価格でいうと1,700万円の差があるんです。高く出されている。その1,700万円を超えるような項目で優れてるのがあったということですよね。具体的に何でしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 藤原教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長藤原義浩君) 管理者の選定に当たりましては、選定基準に価格を評価する項目は確かにございます。価格面での評価が低くても、その他の項目が評価が高ければ選定されると、まさに今回のようなことでございます。 今回の候補者につきましては、価格の部分での評価は低かったということですけれども、適切な人員配置や利用者のメリットとなる取組、利用拡大に向けた取組など具体的な提案において市民のニーズに応えようとする部分への評価が高かったため、当該事業者が候補者として選ばれたというふうに考えています。 したがいまして、議決をいただいた後には候補者との協議の段階に入り、費用対効果の面で委託料が少しでも安価になるような減額の交渉を行っていくというふうになっていくということになります。この9,300万円という提案内容というのは、これまでのスポーツ協会の最高額8,400万円の委託料、これを基に分析をされて、今後の光熱水費の上昇、そういったものを加味された上で御提案されたのじゃないかなというふうに推察いたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 安立里美議員。 ◆(安立里美君) 指定管理が替わった後で委託料の交渉ってできるんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 藤原教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長藤原義浩君) 各年度の細目協定を結ぶことになりますが、その中で委託料については最終的に合意をしていくというふうになっています。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 安立里美議員。 ◆(安立里美君) じゃあ、委託料ってどんなに高く出してもいいというふうに取れますよね。分かりました。要するに、今後交渉しながら先ほどの8,400万円ですか、今言ってらしたそこに近づくように交渉するというふうに取ればよろしいんですね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 藤原教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長藤原義浩君) 金額的にはまだこれからのお話ですので、なるべく今までと差が出ないようなところで協議を行っていきたいというふうに考えています。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 安立里美議員。 ◆(安立里美君) その部分に関しては、私は納得できませんし、それから38施設の管理の実績があるとおっしゃってました、先ほど。その実績の調査というのはされた上でお話を聞いた、要するにプレゼンがよっぽど上手だったんじゃないかというふうに取れるんですけど、これは私的なことでごめんなさいね。38施設の管理の実績、これの実績の調査はされたんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 藤原教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長藤原義浩君) 具体的に全ての施設の調査は行っておりませんが、いろいろな情報等から適切に管理をされてるというふうに担当課のほうでは判断をしたというところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 安立里美議員。 ◆(安立里美君) いろいろな情報って何ですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 藤原教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長藤原義浩君) 向こうが出してきた資料も含めて、それからネットでの情報、最近はほとんどホームページとか持っておりますので、そういったもの等を調査してということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 安立里美議員。 ◆(安立里美君) 実績をきちっとした形で、口頭でということじゃなくて、実績をネットで調べたというふうに取ればよろしいんですね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 藤原教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長藤原義浩君) インターネット上には、収支決算とかそういったものも開示されておりますので、その施設の管理状況はそういったものから判断できるかなと。当然、聞き取り等も行いましたけれど、全ての施設では行っておりませんが、だからそういったものの情報を使って補足をしてきたということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 安立里美議員。 ◆(安立里美君) 分かりました。そういう形でやったんだなということは、納得できないけど分かりました。 それで、もう一つなんですけれども、越前市にとって高額な委託管理料というのは大きいと思うんですけれども、その辺もうちょっと、市民の税金も使ってるわけです、みんなのお金を使ってる中で、高いほうを選んだというのは納得されない方がいっぱいいると思います。その辺をきちっと説明できるだけの資料をお持ちになって、市民の中に説明していただきたい。それは可能ですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 藤原教育委員会事務局長
    教育委員会事務局長藤原義浩君) これから議決をいただいた後に、どのような方法が取れるかというようなのも検討しながら、しっかり説明できるようにしていかせていただきます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 安立里美議員。 ◆(安立里美君) 終わります。ありがとうございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 三田村輝士議員。 ◆(三田村輝士君) 私のほうは、議案第74号の越前市コミュニティーセンター柳荘の指定管理者の指定についての議題について質疑をいたします。 まず、この内容についてお聞きをいたします。教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 出口市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(出口茂美君) コミュニティーセンター柳荘についてでございます。 こちらにつきましては、市民に保健休養と触れ合いの場を提供し、市民の健康増進と福祉の向上を図る施設で、令和5年3月31日で現在の指定管理者の指定管理期間が満了となることから、同年4月1日からの指定管理者の候補者を選定いたしましたので、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき提案するものでございます。 その選定に当たりましては、令和4年8月17日、そして10月31日に開催いたしました社会福祉施設指定管理者選定委員会の結果を踏まえまして、越前市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例第5条の規定により、募集によらずに柳荘管理協会を指定管理者の候補者として選定いたしました。 この指定管理者の指定期間は、令和5年4月1日から令和10年3月31日、5年間とするものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 三田村輝士議員。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。 そこで、この選定は非公募になってるんですね。柳荘の周辺には、温水プール、野球場ほかがあるわけですが、それは別な指定管理者が指定されてると思うんですが、この施設だけ非公募にしているその理由は何でしょう。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 出口市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(出口茂美君) コミュニティーセンター柳荘は、地域密着型の施設として数多くの地元住民が使用し、地域住民の融和の一翼を担っているところでございます。 また、平成20年度に指定管理者を選定する際に家久町として管理協会を組織し、指定管理者として本施設の管理を行うことになっております。当該団体による適切な管理運営が行われており、指定管理者評価委員会におきましても評価5を受けるなど高い評価を受けております。そのため、設置目的を効果的かつ効率的に達成でき、併せて地域等の活力を積極的に活用した管理を行うことにより事業効果が期待できると判断いたしまして、越前市の公の施設に係る指定管理者の指定等に関する事務処理要綱第8条第1項(1)の規定に該当するとして非公募としたものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 三田村輝士議員。 ◆(三田村輝士君) この柳荘は、地域やあるいは地域の特定団体が指定したほうがいいということについては、先ほどの指定管理の公募、非公募の答弁に一致してきますし、地域の融和、専ら地域の住民に占有されているという、そういう内容なんだろうなと思います。 そこで、今適切に管理をされているし、評価についても5ということなんですが、この採点表を見る限り、ほかの指定管理の評価点に比べて低い感じがします。特に、2番目の公の施設の効果を最大限に発揮する、この点については40点に対して25、これは10点満点なら6点になるんです。若干低い感じもします。この点について、先ほど適切に管理されてるという指定管理の評価との違いというか、そごがあるような感じがするんですが、これは問題ないんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 出口市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(出口茂美君) 先ほどの適切な管理ということにつきましては、施設の適切な維持管理に関すること、その他の項目についておおむね良好な評価を評価委員会のほうでもいただいていて、ただしこちらの他の施設と比べてという項目につきましては、隣接するスポーツ施設と連携した利用拡大などに関する企画提案を求めたところ、ここにつきましてはコロナ禍であることから具体的な提案につきまして評価点が伸び悩んだものでございます。平均点は68点で、5年前よりも高くなっていることから問題はないと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 三田村輝士議員。 ◆(三田村輝士君) 5年前はもっと低かったということなんですかね。 柳荘は、相当これまでも使われてきたと思うんですが、建設から何年経過されてるんでしょう。そして、耐用年数は何年で計算されてますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 出口市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(出口茂美君) 本館の竣工が昭和60年3月でございまして、38年近くが経過しております。こちらは鉄筋コンクリート造りでございますので、耐用年数は47年になります。こちらの耐用年数が到来するのは、令和14年3月となります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 三田村輝士議員。 ◆(三田村輝士君) 38年間経過をしてるということです。 この提案の内容についてお聞きしていきたいんですが、ここはお風呂があり、入浴料をもらっている。また、施設と会議室、あるいは和室等が整備されておりますが、この使用料の収入はどこに入るんでしょう。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 出口市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(出口茂美君) 市の歳入になります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 三田村輝士議員。 ◆(三田村輝士君) 今市の歳入に入るということは分かりましたが、この施設の入浴は一部の地域の人が無料になってきてる歴史的な経過があるんです。このたび、南越清掃組合の施設が南越前町のほうに移設というか移転しましたが、移転になっても、今回の提案も含めてですが一部の地域の人の無料は継続されるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 出口市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(出口茂美君) 施設の使用料減免につきまして、負担の公平性の原則と地域の実情、こちらを踏まえて庁内で検討を進めているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 三田村輝士議員。 ◆(三田村輝士君) もう一度おっしゃってください。公平性を含め、庁内で検討してるというはどういう視点なんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 出口市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(出口茂美君) 一般的にも、使用料の減免につきましては負担の公平性の原則がまずございまして、地域の実情、こちらを踏まえて検討を続けているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 三田村輝士議員。 ◆(三田村輝士君) 庁内というのは、市役所の庁内という意味ですよね。 理解をしましたけれども、これは今指定管理料が先ほどから議論になっておりますが、令和3年、令和4年を含めて指定管理は3,400万円。ほかの施設に比べて比較的高いなという印象を持ちます。しきぶ温泉「湯楽里」は1,500万円ですので、相当高い感じがしますが、今回の提案は幾らで提案をされてるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 出口市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(出口茂美君) こちらにつきましては、3,400万円の内訳をまず申し上げます。 こちらは、職員人件費3名分が560万8,000円、また事務費が296万5,000円、そのほか業務委託料、光熱水費、修繕費等で2,542万7,000円となっておりますが、こちらは温浴施設がございますので、その分光熱水費が大きくなっております。また、周りの施設内外を含めてシルバーに、保守点検などを業務委託していること、そういったところから光熱水費が1,080万円、また委託料も1,026万5,000円ということで、ここが大きくなっているところでございます。 また、湯楽里につきましては、利用料収入を指定管理者のほうで運営に回しております。こちらの柳荘につきましては、使用料としまして市のほうでいただいておりますので、そこは含めまして全ての必要な経費を委託料として出しているために大きくなるものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 三田村輝士議員。 ◆(三田村輝士君) 全てを出してるにしても、この指定管理料は少し高額だなという印象は否めません。 そこで、38年間経過をし、今後5年間指定をするということなんですよね。そうすると、耐用年数まで5年残らないと、5年経過した後は4年しかもう残らないというふうに試算できるんですが、これは先ほどから地域密着型の施設ですよということでお聞きをしてますし、またお風呂の設備があるということはボイラー等相当経費のかかるものがあるわけですね。 以前、ボイラーが故障したらもう大型修理は行わないという話も聞いたことがあるんですが、それと地域密着型は地元へ移管してくという動きもありまして、ほかの施設も移管されたところもありますが、地元移管の話もこれまで何度か出てると思うんですが、その地元移管はどのように進んでいるのかお聞きをします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 出口市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(出口茂美君) コミュニティーセンター柳荘のそもそもの位置づけなんですけれど、市公共施設等総合管理計画においていいますと、集会施設という位置づけでございます。この市の公共施設等総合管理計画におきましては、地域住民の集会場として使用されているこういった柳荘みたいな地域密着型の施設におきましては、地元が所有し、管理することが適切と認められるものについては地元への譲渡を進めていきますという、確かにそういった基本方針が示されております。ただし、現段階では今後の柳荘の在り方について具体的な方針は決まっておりません。管理方針に示された地元への譲渡については、確かに選択肢の一つでございます。地元の合意が必要でございます内容でございますので、中・長期的な視点で検討していくという考えでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 三田村輝士議員。 ◆(三田村輝士君) 地元へ移管するということについては、地元住民の意向なり体制もありますので、すぐにできる問題ではありませんから、ある程度の期間を考えながら協議を進めてくということが非常に大事だと思います。 ただし、この施設はもう既に38年間経過してて、あと9年ということですので、どうしてくのかということはしっかり地元の人と共有してかなあかんと思うんです。また、その後何らかの改修をして地元で使うということであっても、それはもう地元の人でどうするのかということも考えていかなきゃいけないと思いますので、十分この点は住民の皆さんと早めに情報提供しながら共有していって、将来的には地元移管ということは考えていく必要があるというふうには思います。 以上で私の質疑を終わります。 ○議長(吉田啓三君) 質疑を終結いたします。 議案第74号及び議案第76号から議案第78号については教育厚生委員会に、議案第75号については産業建設委員会にそれぞれ付託いたします。  ================ △日程第8 議案第64号 ○議長(吉田啓三君) 日程第8議案第64号令和4年度越前市一般会計補正予算第7号についてを議題といたします。 本案に対する質疑に入ります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 畑勝浩議員。 ◆(畑勝浩君) 年度途中から議員になりましたので、当初予算との絡みがよく見えてこないところがあります。ここのところを含みおき、説明していただけるとありがたいです。 27ページ、総務管理費寄附金1億円、説明1、ふるさと納税寄附金とあります。この財源が歳出のどこに充てられているのかお聞きいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 西野企画部長。 ◎企画部長西野吉幸君) ふるさと納税寄附金につきましては、本市では一般財源という扱いをさせていただいておりますので、特に今予算書上におきまして歳出のどこかに充当をしているという状況ではございません。それを、じゃあどのように扱っているかというところなんですけれども、取扱いにつきましては、平成29年4月に総務大臣から通知が発出をされております。その内容を申し上げますと、地域の実情に応じて創意工夫を図り、あらかじめ十分な周知を行って募集をすること。そして、寄附金を充当する事業の成果等については、公表や寄附者に対する報告を行うなど、ふるさと納税の目的が明確に伝わるようにしなさい。このような通知が出ているわけでございます。 それで、当市におきましては寄附者の様々な思いに沿うため、使い道といたしまして市の施策のほうとして、現在6項目を上げさせていただいて、その中からお選びくださいという形を取らせていただいております。 まず1つ目でございますけれども、伝統工芸の振興に使ってほしいという寄附をされる方もいらっしゃいます。2つ目に、お子さんをお持ちの世帯等でしたら、子育て世帯への支援というのが2つ目でございます。3つ目は、北陸新幹線開業に向けた誘客促進に使ってほしい、充当してほしいという要望があります。4つ目に、産業振興、環境の対策。5つ目に、教育、健康、福祉の充実。それと、あとは意外に最後のが一番多いんですけれども、市長にお任せしますと、市長の一番思うところに充ててくださいという寄附をされる方もいらっしゃいます。 今現在、これは暫定的にこういった形を取らせていただいておりますが、なぜかと申し上げますと、今回御提案させていただいておりますが、総合計画の改定を現在進めているところでございまして、今後その計画の策定に合わせまして、これらの項目をしっかりと見直しをしていく必要があるなというふうに思っております。そして、このふるさと納税の、じゃあ、それぞれ寄附された方が何番を選んで幾ら寄附したかというその結果につきましては、それぞれ毎年決算が出ますので、今ですと令和3年度の決算が出ておりますが、その決算の中でこういったものには幾ら御寄附をいただいています、こういったのに充ててほしいというのは幾らいただいていますというのを開示をさせていただいてる。これはホームページのほうでさせていただいてるわけなんですけれども、その項目につきましては9月市議会のほうでも市長のほうも答弁しておりますが、より具体的な使い道というものをお示ししたほうがより寄附者の意向に沿えるということもあるので、そういったこともしっかり今後検討していく必要があるというふうに考えている状況でございます。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 畑勝浩議員。 ◆(畑勝浩君) ふるさと納税寄附金、大変貴重な財源で、各自治体が知恵を絞っていろいろ工夫されているように思われます。今のお話にもありましたけれども、越前市としましてもいろんなものをまた開発されてくと、今具体的なものというのは何か項目は挙がっているのでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 西野企画部長。 ◎企画部長西野吉幸君) 具体的な取組として今回また予算で計上させていただいている部分といたしましては、ガバメントクラウドファンディングといいまして、それもふるさと納税の一環なんですけれども、折れ剣再生プロジェクト、フェンシングの剣が折れると廃棄物になって捨てられてしまっております。それを、いろんな形で再利用をいたしまして活用していく。そのために必要な経費をこのふるさと納税で賄っていこうと、こういった具体的なそういった取組も今回補正予算の中で上げさせていただいているという状況でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 畑勝浩議員。 ◆(畑勝浩君) 承知しました。 次、51ページに災害復旧費があります。そこに、農業施設災害復旧費165万円、土木施設災害復旧費2,100万円が計上されております。補正額の財源内訳には、国庫支出金と地方債があります。これは、国が認定したものを計上しているとお聞きしておりますが、今回はどういった内容のもので、どの地域で、いつの災害のものでしょうか、お聞きいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 川崎農林審議監。 ◎農林審議監(川崎規生君) 農業施設災害復旧費165万円でございますけれども、こちらは8月4日、5日の大雨による災害復旧のための国庫事業でございます。 場所でございますが、大虫町地係の水田でございます。豪雨災害により当該水田のあぜが崩落いたしまして、水の貯留機能、ためる機能が喪失しているためにこの復旧を行うものでございます。 補助率が50%の国庫事業でございまして、残り市が25%、地元が25%でございます。したがいまして、国庫支出金は事業費の50%でございますので、81万2,000円でございます。 なお、市負担分の90%、額にして30万円を地方債で充当するところでございます。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 松村建設部長。 ◎建設部長(松村英行君) 続きまして、都市施設災害復旧工事費2,110万円の内容でございます。 こちらにつきましては、8月4日から5日にかけまして大雨によります日野川の水位上昇によりまして、市管理施設でございます日野川左岸の河川緑地の北側、錦町地係になりますが、そこにおきまして駐車場の舗装下に河川水が浸入しまして舗装が浮き上がったほか、流木や瓦礫などによりまして車止めや転落防止柵が損傷または損失する被害が発生しました。また、松ケ鼻園地、こちらは下平吹町地係でございますが、こちらにおきましては芝生広場の芝生や駐車場の舗装が浮き上がるとともに、ゲートボール場に土砂が堆積するなど被害が発生しました。 両施設の復旧を図るため、10月31日に国の都市施設災害復旧事業の災害査定を受けまして事業費が決定したことから、日野川河川緑地の1,110万円と松ケ鼻園地の1,000万円の復旧工事について、補正予算2,110万円を計上したところでございます。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 畑勝浩議員。 ◆(畑勝浩君) 理解いたしました。 この際の国の基準、国庫が入ってるわけですが、国の基準はどういったものなのでしょうか。また、これに該当しないものは県や市が行うと聞いております。その際の基準や考え方をお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 川崎農林審議監。 ◎農林審議監(川崎規生君) 農業施設災害事業におきまして、国庫補助事業の対象となる基準はまず2点ございます。 1点目でございますが、時間雨量20ミリ以上、または24時間内連続雨量80ミリ以上の降水があった場合、そして2点目でありますが、被害金額が40万円以上でございます。さらに、水田の場合におきましては、先ほど申し上げました貯留機能、これが失われた場合が基準となるところでございます。 今回の大虫町の現場につきましてはこの採択基準を満たすことから、国庫補助事業として計上させていただいたものでございます。他の農業用施設の災害復旧につきましては国庫補助の基準に該当しませんので、また速やかに復旧する必要があることから、県単独事業または市単独事業として9月の補正予算でお認めいただきまして、既に着手をしているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 松村建設部長。 ◎建設部長(松村英行君) 続きまして、都市施設補助災害復旧事業におきまして国庫補助事業の対象となる採択要件につきましては、まずは次の2点を満たす必要がございます。 1点目が時間雨量で20ミリ以上、または24時間内連続雨量で80ミリ以上の降雨量がある場合、2つ目に1か所当たりの総事業費60万円以上になる場合です。さらに、被災した日野川河川緑地と松ケ鼻園地につきましては、日野川河川敷内の高水敷に位置する市管理施設でございまして、水位が警戒水位以上の水位を記録したことから今回補助対象となるものでございます。 なお、他の都市施設の災害復旧につきましては国庫補助事業の採択要件に該当せず、また速やかに復旧する必要があることから、市単独事業としまして当初予算にて対応したところでございます。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 畑勝浩議員。 ◆(畑勝浩君) 理解いたしました。 続きまして、41ページ、畜産業費に飼料高騰緊急対策事業補助金560万円とあります。この詳細はどうなってるのかお聞きいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 川崎農林審議監。 ◎農林審議監(川崎規生君) こちらでございますが、今年度配合飼料が高騰しております。そういったことから、本市畜産農家への支援という事業でございます。 具体的には、高騰分でございますが、1トン当たり約2万4,000円と見込んでおります。そこで、国の価格安定制度補填金、これが1万円ございます。さらには県補助金が1万円ございますので、都合4,000円が不足してるという認識でございます。これを補助単価といたしまして、年間の飼料消費見込み量を1,400トンというふうに見込みまして560万円を計上したものでございます。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 畑勝浩議員。 ◆(畑勝浩君) 理解いたしました。 畜産業の方にはかなり切実な問題となっております。また追加があればよろしく御検討ください。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 土田信義議員。 ◆(土田信義君) ただいま議案になっています12月補正について、私も質問させてください。 33ページですけれども、12月補正民生費の社会福祉総務費、生活困窮者自立支援事業についてお尋ねいたします。 まず、この事業内容について御説明お願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 出口市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(出口茂美君) 生活困窮者自立支援事業150万円についてでございます。 こちらの事業内容は、新型コロナウイルス感染症や物価高騰等の影響によりまして生活に困窮される方々を支援するため、NPO法人等の民間団体に対する活動を支援するものでございます。 具体的には、団体が学用品や日常生活用品を購入いたしまして、支援が必要な方にお渡しします。対象経費は、食料品や日常生活用品などの物品購入費、また相談者に物品を届ける経費、こういったものが対象になります。1団体当たり上限50万円で、3団体分を計上させていただきました。対象といたしましては、市内で活躍する子ども食堂やNPO団体等を予定しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 土田信義議員。 ◆(土田信義君) 大変大切な事業内容だというふうに理解いたしました。 つきましては、越前市にも子ども食堂、貧困の子供さんがいらっしゃる、そういった方を対象になさってるんでないかなと思いますが、その子供たちの参加状況について教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 出口市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(出口茂美君) 市内の子ども食堂についてでございます。 市内の子ども食堂は、子供に限らず高齢者などを含む地域住民の居場所として役割を果たしていただいているものでございます。対象は赤ちゃんから高齢者までで、現在活動している団体の一例を申しますと、1回当たり約130人が参加されておりまして、そのうち7割が子供さんとお聞きしております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 土田信義議員。 ◆(土田信義君) ありがとうございました。かなり多くの方が参加していることが分かりました。 つきましては、全国では子供の貧困がかなり進んでるってお伺いしています。ついては、越前市の子供の貧困率なんかも分かりましたら教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 出口市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(出口茂美君) 子供の貧困率についてですけれど、これは市単位では算定できないものとなっておりまして、厚生労働省が2019年に国民生活基礎調査というものをしておりまして、ここで調べたところによりますと、子供の貧困率は13.5%、全国でいいますと7人に1人と言われております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 土田信義議員。 ◆(土田信義君) 理解いたしました。大切な予算計上、アンテナを高くして、国庫補助も取りながら上程していただいたことがよく分かりました。 続きまして、質問ですけれども、39ページ、生活保護事業について御質問させてください。 39ページですけれども、今年度の生活保護の状況、生活保護者数の推移について教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 出口市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(出口茂美君) 本市の生活保護世帯数または人員数につきまして月平均でお伝えさせていただきますと、推移につきましては令和元年度からお伝えさせていただきますと、元年度が189世帯、214人、令和2年度は192世帯、217人、令和3年度は190世帯、214人、令和4年10月末現在では193世帯、226人で、この4年間を見ますと、世帯数は横ばいとなっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 土田信義議員。 ◆(土田信義君) ほぼ横ばい、少し増えてるような気はしますが、コロナ禍の中、こういう経済状況の中ではほぼ横ばい、比較的安定してるんだなということが分かりました。 あわせて、生活困窮者の自立支援、就労支援なんかもなさってるかと思いますが、そちらのほうの実績についてお伺いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 出口市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(出口茂美君) 39ページの生活保護の中で、生活困窮者自立支援事業、就労支援ということでございますが、就労支援事業につきましては、ハローワークと就労支援に結びつけているものでございますが、このハローワークに至らない就労に必要な知識や技能などが不足していたり、基本的な生活習慣に課題を有して、直ちに就労することが困難な生活保護の方や生活困窮された方に対しまして、就労に向けた準備の支援を行う事業を行っています。 こちらの実績でいいますと、令和4年9月末時点で、自立の支援といたしまして16名の方を支援させていただいております。そのうち就労に結びついた方は、一般の企業などに勤めた方が3名の方、また福祉的就労といいまして、障害者サービス事業所などに就労された方が5名の方がいらっしゃいます。こちらにつきましても就労した後も継続して引き続き定着支援を実施しておりますが、実際のところ定着が困難な状態でございますので、かなりお一人お一人に対して時間をかけているところでございまして、ただその中でも支援が終了した方は3人の方がいらっしゃいます。それを見ますと、定着率でいきますと18.75%といったところにとどまってはおりますが、とても重要な事業と感じております。まず、この就労体験先を確保するために企業開拓も実施しておりまして、この企業開拓につきましては、令和3年度で申しますと85社の方に働きかけたところ、21社の方が体験受入れを可能としてくださったので、そこに就労の体験場所としてお願いしてるところでございます。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 土田信義議員。 ◆(土田信義君) よく分かりました。生活保護事業、世帯数なんかが増えない背景にはそういったところがあることも理解いたしました。予算のことについて、よく理解しました。ありがとうございました。 以上で質問を終わらせていただきます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 近藤光広議員。 ◆(近藤光広君) よろしくお願いいたします。 補正予算書、28、29ページですけれども、中ほどにございますが、職員人件費について御質問させていただきます。 まず、増額補正に至った中で退職手当に関わる部分はどれぐらいあったのかお示しください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 西野総務部長。 ◎総務部長兼総務部デジタル統括幹(西野孝信君) 今回の12月補正予算に係る退職手当、これにつきましては、定年退職以外のいわゆる早期退職者9人分として8,563万8,000円を計上しているところでございます。この早期退職者9人分のうち4人につきましては、今年度途中で既に退職をしており、残り5人につきまして来年3月末で退職する旨の申出を受けているところでございます。このほか、今年度末に定年退職予定であった職員1名、これが早期退職をしておりますが、この分につきましては当初予算で計上をしておりますので、今回の補正には関係はございません。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 近藤光広議員。 ◆(近藤光広君) 分かりました。途中で辞められるという、早期退職者ということで、今の数字を示していただきました。 それで、そのうち早期退職者の退職理由とか年代別、部署別の説明など、可能でありましたら教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 西野総務部長。 ◎総務部長兼総務部デジタル統括幹(西野孝信君) 既に早期退職をしました5人、これにつきましては全員が市長部局に所属をしておりまして、職種につきましては事務職が4人、技術職が1人、なお部署につきましてはばらばらな状況となってございます。 次に、年代でございますが、20代が1人、30代が2人、40代が1人、50代が1人となってございます。 退職理由でございますが、把握をしている範囲で申し上げるとするならば、婚姻や転職、その他自己都合というふうにお聞きをしてございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
    ○議長(吉田啓三君) 近藤光広議員。 ◆(近藤光広君) 分かりました。 それぞれの所属部署の補充はどのようにされているか、その点について御説明お願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 西野総務部長。 ◎総務部長兼総務部デジタル統括幹(西野孝信君) 所属部署の補充といった御質問でございますが、職員採用における随時募集枠、これを今年度新設をしております。既に年間を通じて職員を柔軟に採用できる環境、こういったものを構築してると考えてございまして、今年度につきましても既に民間や他の自治体での職務経験者4人を年度途中で採用してございます。またあわせて、所属を越えた応援体制を取ること、こういったことによりまして、必要な人員の確保に努めているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 近藤光広議員。 ◆(近藤光広君) 分かりました。 近年、欠員が出ることによる市民からのサービス低下やそういったことの苦情とか、それから部署内での課題、そういったものはございませんでしょうか、教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 西野総務部長。 ◎総務部長兼総務部デジタル統括幹(西野孝信君) 職員が年度途中で退職をする、こういったことに伴う市民の皆さんからの苦情、こういったものにつきましては特にお聞きはしてございません。ただ、管理職員が年度途中で退職をすることにつきまして、これにつきましてはその後任人事を含め、対応に苦慮しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 近藤光広議員。 ◆(近藤光広君) 管理職者の方の退職というのは大きな課題ではございますけれども、スピーディーに取り計らっていただきたいと思ってます。 他市町との比較で、近年の状況、これ若い人が今多いというふうな形の印象なんですけれども、比較をして、これは少ないと見てるのか多いと見てるのか、そこら辺の御判断をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 西野総務部長。 ◎総務部長兼総務部デジタル統括幹(西野孝信君) 県内他市との比較でございますが、自治体の規模ですとか職員数、また職員の職種や年齢構成、こういったものに違いがあることから、単純な比較は難しいんではないかと考えてございます。ただ、本市と同様に、他の自治体におきましても毎年一定数の早期退職者が出ており、特に若手職員の早期退職が多い傾向にあるというふうに伺っております。これにつきましても、本市も同様であると考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 近藤光広議員。 ◆(近藤光広君) 他市町もそういうふうな状況だということなんですけれども、今後の歯止め策というのは今特にございますでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 西野総務部長。 ◎総務部長兼総務部デジタル統括幹(西野孝信君) 全国的に見ましても、近年若い世代の離職率、これは増加傾向にあり、本市でも同様の傾向であるというふうに考えてございます。この根底におきましては、若年層の職業観の変化により、退職することへの心理的ハードル、抵抗感が下がってきているというふうに考えてございます。こうした流れにつきましては、官民問わず時代の潮流となってきていることから、今後も一定数の早期退職者が続くことを想定をした定員管理、こういったものが必要であるというふうに考えてございます。 一方で、職員の定着を図るため、この歯止め策といたしましては、市の職員として働くことへのやりがい、また自己の成長や達成感が感じられるような職場風土、こういったものを醸成をしていくこと。あわせて、ワーク・ライフ・バランスの取れた、より働きやすい環境をつくっていく、こういったことが大切であると考えてございます。今後につきましても、他の先進事例などを参考にしながら、引き続き職員の定着化を図ってまいりたいと考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 近藤光広議員。 ◆(近藤光広君) 途中退職者を全くなくすということは不可能に近いというのはよく分かります。 それで、私も前期は総務委員会で、若手職員の個人面接やらOJTを通して退職者を減らすとか、やりがいを生み出すとかということのお願いはしたところでございます。予定していない早期退職は、市民のサービスの低下につながりかねない。今後も、この課題に前向きに対応していっていただきたいと、かように思います。防ぎようのある退職理由もございます。特に、今、山田市長の若手職員で編成してるプロジェクトチームづくりとか、社員のやる気を引き出してある中で、少しでも今後も自己都合退職者が減少していけるように取り組んでいただきたいというふうに私は要望いたしております。 じゃあ、次へ行きます。 28ページ、29ページの同じページなんですけれども、地域ブランディング事業、この折れ剣再生プロジェクト負担金300万円でございます。この事業の概要の説明をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 西野企画部長。 ◎企画部長西野吉幸君) 今回、ガバメントクラウドファンディングということで、折れ剣再生プロジェクトの補正予算を計上させていただきました。しかし、このガバメントクラウドファンディングの前にこの折れ剣再生プロジェクトのほうが先行してスタートをしておりましたので、そのことから少し説明をさせていただきたいと思います。 フェンシングの折れた剣を再利用して、持続可能な社会に貢献していきたいと、そういう非常に熱い思いを持たれておりました本市出身のオリンピック金メダル選手でございます見延和靖さん、こちらのほうが発起人となりまして、今年の1月にこのプロジェクトを立ち上げました。市内の事業者の協力によりまして、折れた剣を加熱したりたたいたりすることで、メダルあるいはナイフ、こういったものの制作に取り組んできて、実際成功してきているわけでございます。しかし、今回このガバメントクラウドファンディングで取り組もうとしておりますのは、実際に折れた剣を一度溶解をいたしまして、新たなリサイクル品の研究開発、あるいは試作品の制作、こういったことにチャレンジをしていきたいということで、今回寄附をお願いをしていっているところでございます。 実施期間は、11月18日から来年2月16日までの91日間で募集を募っていきたいとしております。目標金額を300万円としているところでございます。 概要については以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 近藤光広議員。 ◆(近藤光広君) ガバメントクラウドファンディング、これの広報方法というんですか、そういったところを説明ください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 西野企画部長。 ◎企画部長西野吉幸君) このプロジェクトを広く発信していくためには、主要なメディアに取り上げていただくことも重要であると考えているところでございます。 先般、11月18日、東京におきまして見延選手、日本スポーツSDGs協会、そして越前市ということで、市長が記者会見を行いまして、契約締結を行いました。それに合わせて記者会見を行ったところ、主要な放送局3社を含みますテレビ局や、あるいはスポーツ新聞社など9社の取材を受けたところでございます。各媒体に取り上げられ、全国初のこの取組を発信することができたというふうに考えております。 ガバメントクラウドファンディングは広い意味ではふるさと納税ということでございますので、これまで同様、ふるさとチョイスあるいは市のホームページ、こういったところを活用して、広くプロジェクトの周知に努めていきたいと考えております。 参考までに申し上げますと、先ほど御寄附の状況を確認してまいりました。300万円の目標のうち、今日で1週間でございますが、昨日時点で6日間で103万円を既に御寄附をいただいておりますので、こういった広報の影響というものも非常に大きいのかなと考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 近藤光広議員。 ◆(近藤光広君) 分かりました。103万円、既に集まっているという状況で。 ところで、この取組内容のアクセサリーとか生活日用品、スポーツ用品等の制作の具体的な制作品は今現在あるのか、そして全て越前市内で作れるものなのか、そこら辺を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 西野企画部長。 ◎企画部長西野吉幸君) これまでの取組で、メダルやナイフは溶かさずにできるということはもう分かってまいりました。今回は、溶解した上でいろんなアクセサリーに変更していったり、あるいは、もともとがスポーツ用具ですので、スポーツ用具のほうにも何かできるものがないかということを検討していくということでございますけれども、実際に具体的な製品の検討は金属の硬度とかいろんなものもございますので、そういったものを総合的に判断してやっていくというふうにお聞きしてございます。 なお、制作に当たりましては、このプロジェクトのスタート時から協力されてきました武生特殊鋼材株式会社、越前市内の業者でございますけれども、そういった方々、あるいは市内の物づくり事業者が中心的な役割を果たしていくことになるだろうと考えているところでございます。ただし、どうしても特殊なものを制作するということになりますと、今後市外の事業者に協力を求めるような場合も出てくるのかなと想定をしているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 近藤光広議員。 ◆(近藤光広君) そこら辺を具体的にまだ進めてる段階だというふうに理解しました。 最後に、目標金額が下がったときとか、これは今の状況だったらオーバーするのかなと思うんですけれども、こういったときの取扱いの考え方、そこをお示しください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 西野企画部長。 ◎企画部長西野吉幸君) 出足のところは今のところ好調でございますので、恐らく目標額はクリアできるかなというふうに思っておりますけれども、じゃあ今回予算を300万円という形で持たせていただいておりますが、それを超えた場合なんですけれども、一旦市のまちづくり基金のほうに積立をさせていただきたいと思います。そして、来年度以降の取組のほうにしっかりと活用して、さらなる充実というんでしょうか、そういったところにつなげていきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 近藤光広議員。 ◆(近藤光広君) 分かりました。しっかりと対応していただきたいと思います。 このガバメントクラウドファンディングの取組、期間中以外でも見延選手と越前市、この結びつきを全国的にアピールして発信していっていただきたいなというふうに思っておりますので、これも要望とさせていただきます。 引き続きまして、また同じページなんですけれども、ページ28、29、地方創生チャレンジ移住支援事業でございますが、これも85万円、まずこの概要の説明をお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 西野企画部長。 ◎企画部長西野吉幸君) 今回、補正で金額を増額させていただきました要因でございますけれども、当初予算を計上していた見込みよりも移住関係者が増えたというところでの補正でございます。実は、移住を希望する方が下見に来られる場合にも、うちのほうでは支援をさせていただいております。その下見支援が当初8件で予算計上していたものが20件ということで、倍以上に増えた。あと、移住者の初期費用支援が4件から12件、約3倍に増えたということでございます。 増えた要因でございますけれども、9月の下旬に全国の新型コロナによる行動制限が緩和されたことによりまして、移住検討者の活動が比較的可能になったといったところでございます。2つ目に、対面式の移住フェアが開催されるなど、移住機会が多く創出されるようになった、この2つが大きな要因でないかなと考えております。 なお、本県への移住者は増加傾向にございまして、令和3年度の移住相談件数でございますけれども、全国で申し上げますと、本県が第6位となっているところでございますので、だんだん北陸新幹線の開業等も近づいてきている中、福井県に対する注目なども上がってきているのかなと感じているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 近藤光広議員。 ◆(近藤光広君) そういった意味で、補正として85万円、今回の大きい要因になったというふうな、要因としては今の要因ということで理解しました。 さらに、定住者人口を増加する方向に、そういうふうな形にするために、今後またさらにどのような展開をしていくのか。今回、新幹線開業を間近に控える中、またコロナ禍もある程度緩やかになったという社会の風潮がございますけれども、それに伴ってさらにもっと伸びてもいいのじゃないかなというところを私感じ取ってるところはあるんですけれども、その点も含めまして、どのようにこれからの展開を考えてるかを教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 西野企画部長。 ◎企画部長西野吉幸君) もちろん移住していただくためには、こちらのほうの越前市という存在をまず知っていただく必要があるかと思っております。ブランディングの取組を強化する中で、現在関東の周辺の越前市の認知度というのは十一、二%程度というふうに言われておりますので、それをブランディングの取組によって、越前市というのはこんなところがあるんだというのを知っていただくというところからまず今は進めているところでございます。 具体的な移住・定住を、じゃあそれの次のステップとして進めていくためには、現在策定しております市総合計画、こちらにおきましてUIJターン倍増プロジェクトということで積極的に取り組んでチャレンジをしていきたいと考えております。 具体的には、仕事や居住など、移住相談にワンストップで対応するような体制を整備し、これまでの下見支援に加えまして、お試しの移住制度、こういったものも創設をしていきたいと考えております。さらに、クリエーターや地場産業への就職希望者の移住支援に取り組むとともに、市ホームページや移住・定住促進ポータルサイト、住もっさ!越前市、市公式LINEなど、多様な媒体を活用して周知に努めていきたいと考えております。 引き続きまして、本市のみならず移住定住促進機構、ふるさと回帰支援センター、県の暮らすはたらくサポートセンター、東京、大阪、名古屋の全国に5か所ございます。こういったものと緊密に連携いたしまして、移住促進の取組を進めていきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 近藤光広議員。 ◆(近藤光広君) 様々なメニューを用意してるということは分かりました。積極的に働きかけて、またさらなる定住者人口を増やす目標でやっていっていただきたいなというように思います。 それでは最後に、48ページ、49ページでございますが、下段のほうにございます今立図書館の施設管理事業91万円でございます。この概要を御説明ください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 藤原教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長藤原義浩君) この91万円でございますが、光熱水費の上昇分、それから今立図書館で漏水が発生いたしましたので、その分の水道代をここで計上させていただいております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 近藤光広議員。 ◆(近藤光広君) ただいま御説明ありました漏水、これの金額というのはお幾らでございましょう。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 藤原教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長藤原義浩君) この91万円の中で漏水に係る水道料金としては58万4,000円を計上させていただいております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 近藤光広議員。 ◆(近藤光広君) 地下の漏水、地下なんですけれども58万4,000円という金額、大きな額だと私は思うんですけれども、なぜ早く発見できなかったのか、そこら辺のところを御説明いただきたい。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 藤原教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長藤原義浩君) まず、漏水が分かりましたのは、8月7日、水道の検針がございました。その際、水道の使用量が多かったということから、検針員さんのほうから図書館職員にお知らせをいただき職員がメーターを確認したところ、通常の使用量よりはるかに多いことが分かり、漏水しているなということが分かりました。 なぜ気づかなかったかということなんですけれども、漏水箇所が外階段の基礎の下という場所でございまして、地面がぬれている箇所を目視で確認できなかった。音についても水が漏れる音を確認できなかったことから、漏水に気づかなかったものというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 近藤光広議員。 ◆(近藤光広君) 地下の漏水ということで、見つけるのはかなり難しいということは分かりました。 こういう設備の管理手順書というのは、ここに限らずの話ではございますけれども、そういったものは用意されていらっしゃるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 藤原教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長藤原義浩君) 施設管理用の業務手順書、こちらのほうを整備しておりまして、今回の漏水を受けて、今後週2回水道メーターを確認し漏水の早期発見に努め、漏水があっても損失を最小限に抑えるように手順書を見直したところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 近藤光広議員。 ◆(近藤光広君) 分かりました。しっかりと即対応をしていただけるということで。 他の公共施設でも地下漏水発見とかこういった対応策、手順書とか、そういったこともここに限らずやっていただくことが必要かと思うんですけれども、それについて何か御所見ありましたら最後に教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 西野企画部長。 ◎企画部長西野吉幸君) それぞれの施設、たくさんございます。市の公共施設、たくさんございますので、それぞれの所管部署におきまして管理のマニュアルというんでしょうか、そういったものをしっかり備えていただいておりますので、今のような漏水があった場合にもできるだけ早く気づいて、税金の無駄遣いにならないように、そういったことに努めていきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 近藤光広議員。 ◆(近藤光広君) マニュアルはきっちりと守っていただく。皆さん、一生懸命仕事をされてるんですけれども、ついついやっぱり設備とかそういったところはおろそかになりがちなんで、そういったところをまたこれからも気配りをしていただきたいというふうに思います。 以上で終わります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 川崎俊之議員。 ◆(川崎俊之君) では、よろしくお願いします。 ページ数の29ページであります。 今、近藤議員が質疑をされました2番目の地方創生チャレンジ移住支援事業85万円ということで、もう少し詳しく質疑をしてまいりたいと思います。 ある程度は理解をしました。この事業の内容としましては、本市への下見支援、さらには移住初期費用の支援ということが挙げられてるわけですけれども、この85万円、これはこの2つに対してどういうふうな内訳をされているのかお聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 西野企画部長。 ◎企画部長西野吉幸君) まず、今回補正をいたしましたこの移住支援事業、こちらの制度の概要につきまして御説明をさせていただきたいと思います。 この支援事業につきましては、関係人口の創出、移住促進を目的としているわけでございますけれども、4つのメニューから成っております。 まず、1つ目が学生活動への補助。これは県外の大学の学生、こういった皆さんが団体をつくられまして、本市での地域課題解決等の活動に要するような場合に、報償費や交通費、宿泊費に対して15万円を上限に補助をしようというものでございます。 2つ目に、下見活動への補助。移住フェア等で移住相談をされました県外の在住者を対象に、移住を前提とした下見活動に対する経費、交通費、宿泊費、市内での移動費に対しまして、最大4万5,000円を補助しようというものでございます。 3つ目でございますが、移住初期支援でございますが、下見の補助を活用した方が県外から本市に移住された際に、移住初期支援として一律10万円を支給させていただいております。 4つ目でございますけれども、東京圏からの移住に対する支援でございます。これは国、県の補助が東京圏からということになってございますので、国の制度を活用し、東京圏からの移住など一定の要件を満たす移住者に対しまして、単身の場合で60万円、世帯の場合100万円を支給させていただいております。また、世帯の場合は小さなお子さんが一緒に来られる場合があるかと思いますが、18歳未満のお子さん1人に対しまして30万円を加算させていただいてるところでございます。このうち下見支援、初期の移住支援が先ほど申し上げたように件数が増えましたので、今回補正をさせていただいたという内容でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 川崎俊之議員。 ◆(川崎俊之君) 本当に手厚い移住支援をされてるということがここで分かったわけです。先ほど部長がおっしゃったように、調査をした相談件数が福井県は6位と上位に位置してるということで、非常に喜ばしいということを感じております。しかしながら、実際的に結びつけていかないといけないので、こういった大きな支援が必要だと感じております。 それで、この予算額で本市へ来られる方を何人見ておられるのか、世帯でも結構なんですけど、教えていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 西野企画部長。 ◎企画部長西野吉幸君) 本年度はこれまでに下見補助を8件、移住初期支援を2件、東京圏から移住してくる方に対する支援を2件。これは既に実施をしたところの件数でございます。 なお、本年度の見込みでございますけれども、先ほどの答弁と一部重複いたしますが、下見支援については20件、移住初期支援については9件、先ほど申し上げました国、県の補助対象となります東京圏からの移住者に対する支援、これを3件、これを見込んで今回増額補正をしたところでございます。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 川崎俊之議員。 ◆(川崎俊之君) 今、この支援に関してはあくまでも東京圏内ということで部長おっしゃってるよね。それで、逆にこの予算以外に東京圏以外のところの支援もあろうかと思うんです。先ほども出てました、東京以外にも名古屋、関西という。東京だけではないんです。そこらはどういった支援をして、これ以外のことをされてるんなら教えていただきたいと思ってます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 西野企画部長。 ◎企画部長西野吉幸君) 移住支援につきましては、国、県の補助金を活用できますのは4番目に申し上げました東京圏からの移住に関する支援でございますけれども、3番目の移住初期支援につきましては別に地域の限定をしておりませんので、どこから来られた方にも補助金の交付をさせていただいております。 なお、参考までに申し上げさせていただきますと、これまでに本市に移住された方、令和2年度から今年度までを申し上げさせていただきますと、これまでに17件、これ人数で申し上げずに、家族の場合もありますので件数で申し上げさせていただきますと、17件の移住の件数がございます。そのうち10件が関東圏でございます。じゃあ、それ以外のところはどういったところかといいますと、今年につきましては奈良県から1件ございます。あと、石川、大阪、島根、兵庫、滋賀、愛知、先ほど申しました奈良、こういった関西、中京圏から本市へ移住される方がいらっしゃるといった状況でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 川崎俊之議員。 ◆(川崎俊之君) 各県からたくさんの方が移住されてるということで、先ほどの回答にもありましたが、いろんな活動をされてるということで非常に結構だと思いますので、引き続きよろしくお願いしたいなと思っております。 次に、41ページの、先ほど畑議員も質疑をされましたが、飼料高騰緊急対策事業、12月補正の560万円について、ある程度の予算配分は分かりましたので、それ以外のことを少し端的に聞きたいと思いますが、もう少しその目的や背景を含めたことを少し教えていただきたい、そのように思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 川崎農林審議監。 ◎農林審議監(川崎規生君) まず、今回の事業でございますけれども、本市畜産農家に対しまして、配合飼料が高騰してると。この分を御支援申し上げることで、厳しい経営状況を幾分なりとも緩和いただきまして、事業の継続性を確保するといったものでございます。9月補正で上半期の分をお諮りをしたところでございまして、今回は下半期の分ということでございます。 支援の単価の算定に当たりましては、昨年が高騰前ということで、そこが大体7万6,000円、トン当たりだったところでございますが、上半期のほうで9万6,000円、そして下半期のほうで10万円という形で高騰しておりますので、その差額を高騰分といたしまして国、県で足らざる部分を市のほうで支援を申し上げるところでございます。 今回は約4,000円を支援単価といたしまして1,400トンを乗じたところ、560万円の予算規模となってるところでございます。ウクライナ情勢以降、サプライチェーンが大きく変わってしまっておりますし、金利差を背景に円安がどんどん進んでおりましたので、1年間を見通すといったことがなかなか厳しい状況でございましたので、9月補正で一旦支援をし、そして12月でまたさせていただいた、こういう状況でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 川崎俊之議員。 ◆(川崎俊之君) ありがとうございます。 そこで、今回の補助金について、9月補正でも実施をされたということで、今、審議監、それも結構なんですけれども、今回12月補正のとそれぞれのを分けて行った趣旨、さらにはその狙い、またその内容について詳しく教えていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 川崎農林審議監。 ◎農林審議監(川崎規生君) 先ほど申し上げましたとおり、円安がどんどん進む中で、飼料の高騰がなかなか止まらないという状況で見極める必要がございましたので、上半期でまず一旦支援をし、下半期は恐らくもっと上がるだろうという見込みの下、2つに分けたということでございます。先ほど申しましたとおり、令和3年度がトン当たり配合飼料が7万6,000円でございました。上半期の場合9万6,000円、約2万円の差が出ておりましたので、それを国、県の支援を除きまして市の負担分3,500円、そして下半期はさらに10万円という形で2万4,000円上がってると。国が1万円、県が1万円でございましたので、市の4,000円という形で支援額を設定し御支援をしたということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 川崎俊之議員。 ◆(川崎俊之君) 上半期よりも上がってるということで、4,000円上がったということで、一番上がったのは県かなと。7,000円から1万円ということで、市は3,500円から4,000円と、幅がちょっと少なかったかなと。ちょっとここは不満なんですけれども、また今後もいろいろとあるのでお願いをしたいなと思います。 次、飼料高騰は、先ほど審議監もおっしゃったように、長期に及ぶことはもう予想されております。そういった意味で、市の対策として価格補填以外にできることがあれば御答弁お願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 川崎農林審議監。 ◎農林審議監(川崎規生君) その点、以前から取り組まれております飼料用米、この活用によりまして飼料の地域自給率、この向上といったものが検討されるべきと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 川崎俊之議員。 ◆(川崎俊之君) ありがとうございます。 それから、まず飼料用の米の生産を対策として考えるということでございますが、飼料高騰対策として飼料用米を普及していく上での課題と今後の可能性などがあればお知らせ願いたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 川崎農林審議監。 ◎農林審議監(川崎規生君) 飼料用米の作付に関しましては、実需者であります畜産サイドのほうと生産サイド、このマッチングが重要でございますので、こちらはJAさんのほうで調整が必要になってくると思っております。それと、何より価格が折り合いませんとこの関係は成り立ちませんので、こちら国の補助金等を活用するといったこと、あるいはたくさん取れるお米の品種、こういったものの導入が鍵というふうに思っております。飼料の自給率向上による飼料価格の安定ですとか、安全・安心な畜産物の普及あるいは構築、連携、環境問題への貢献など、飼料用米の作付に関しては今後とも推進すべきというふうには考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 川崎俊之議員。 ◆(川崎俊之君) なかなか難しい問題もたくさん抱えていらっしゃいます。この件についてあともう2つ質疑をしたいと思うんですが、まず飼料用米の取組農家に何か、この農家に対しての支援があればお願いしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 川崎農林審議監。 ◎農林審議監(川崎規生君) 飼料用米の作付農家に関しましては、収量に応じてではございますが、1反当たり5万5,000円から10万5,000円の範囲で補助をしているところでございます。これ国の制度でございます。また、構築、連携ということで、市産の飼料用米を養鶏農家が御購入いただいた場合には、その養鶏農家に対しましてはキロ当たり2円の購入費の補助をしてるところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 川崎俊之議員。 ◆(川崎俊之君) いろいろとまた支援もあるということで、この質問の最後としまして、皆さん御存じのとおり、市内の畜産農家がどんどん減っておりまして、今5軒です。豚、鶏それから牛、5軒です。このまま行くと全然なくなってしまうおそれがあるわけです。当然、先ほども言いましたように、飼料の高騰もまだまだ続くということが予想されるわけですから、畜産農家を守るためにも次年度以降もどうしてもこれは対応してほしいと思いますし、本市畜産業の展望を含め、市の方向性を最後にお聞かせ願いたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 川崎農林審議監。 ◎農林審議監(川崎規生君) 今、議員御指摘のとおり、本市畜産業につきましては、ここ数年で豚熱などの影響で廃業が相次いでおります。存続をかけた危機的な状況にあるものと理解をしてるところでございます。今回、配合飼料における価格高騰分に関しましては、国や県の動向を注視しながら不足する分を市で支援したわけでございますけれども、飼料価格については国際的なサプライチェーンが大きく変化しておりますし、先ほど申し上げましたとおり円安といったものの動向も気になるところでございます。いずれにしましても高騰分を見極める必要があるものと考えておりまして、今後ともしっかり取り組んでまいりたいと思っております。 特に、今回の県内飼料高騰対策では、9月での対応が本市のほか坂井と勝山、12月では本市と大野市のみでございまして、9月、12月と対応したのは本市のみでございます。単価も2倍から4倍という形で充実をしてきたところでありますけれども、これは本市畜産業の厳しい現状を認識し、しっかりと支援するといった市の決意といったものとお受け止めいただきたいと思います。今後、輸入物価、当面また高止まりするというふうに見られておりますので、飼料等の市況の状況を見極めまして、国、県の動向も注視しながら、必要であれば市の支援も決断をしていきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 川崎俊之議員。 ◆(川崎俊之君) 豚熱とかいろんな病気で、こういった畜産農家はそのままもう経営ができなくなってしまうということで、やはりきっちりとした水稲と一緒にいろんな支援をしてほしいということで、5軒しかないのをしっかりと守っていただきたいと思ってます。 最後の質問ですけれども、45ページの2番目の公園管理事業、光熱水費450万円、この事業内容をお聞きしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
    ○議長(吉田啓三君) 松村建設部長。 ◎建設部長(松村英行君) 公園管理事業の補正予算の内容でございますが、光熱水費450万円につきましては、不足額が見込まれる丹南総合公園の電気料金でございます。 丹南総合公園の高圧電力につきましては、令和2年8月に新電力会社であります福井電力株式会社と契約をしまして、同年11月から供給を受けておりました。しかし、本年4月に福井電力株式会社から、世界的な原油、天然ガス等の発電燃料不足によりまして電源の調達価格が高騰し、安定的な電力供給ができない状況に陥っているため契約を解除したいとの申出がございまして、6月末に契約解除を行い、7月より北陸電力送配電株式会社から最終保障供給を受けまして、9月からは北陸電力株式会社と契約をしたところでございます。いずれも福井電力株式会社よりも料金単価が高く、丹南総合公園の上半期の使用電力量も前年度比で7%増加しているというところから、既決予算では電気代が不足する見込みとなったというところで今回補正で計上したところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 川崎俊之議員。 ◆(川崎俊之君) 新電力会社、福井電力株式会社、この当時は電力の自由化ということでこういったところを決められたと思うんです、当時、指定管理者が本市ですから。この新電力会社と契約するに至った経緯はどういうことだったのか教えていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 松村建設部長。 ◎建設部長(松村英行君) 丹南総合公園につきましては、平成25年から県から指定管理を受託し本市が管理を行っているところでございます。当初の電気料金につきましては基本料金が高額で固定されておりまして、電力量料金を含めた年間総額も高額になっておりました。そこで、当時国が電力市場の自由化を推進していたため、令和元年度に新電力への切替えを検討したところ、年間約200万円の電気料金の削減が見込まれたことから、都市公園で唯一本市が指定管理を行っている丹南総合公園におきまして新電力を試験的に導入したものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 川崎俊之議員。 ◆(川崎俊之君) 200万円が出てくるということなんですけど、もう一つ、この補正額を450万円とした根拠は何だったんでしょう。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 松村建設部長。 ◎建設部長(松村英行君) 補正額の根拠でございますが、現在、丹南総合公園の電力量料金につきましては北陸電力株式会社と契約を締結しておりまして、直近の一般社団法人日本卸電力取引所の平均単価を基に算出された単価となっております。そのため、日本卸電力取引所の過去の6年間の月平均単価を基に電力量料金単価の変動を推計するとともに、コロナ禍の影響による行動制限が撤廃されたことにより上半期の使用電力量が前年度と比較しまして約7%増加していることから、12月分から3月分の電気料金見込額を算定しまして補正予算として450万円を計上したところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 川崎俊之議員。 ◆(川崎俊之君) 今、電力もたくさん値上がりをする。福井県であれば北陸電力さん管内ということで、たまたま昨日私、議員4名で研修したところでございます。北陸電力さんの決算状況、非常に厳しいです。もう金額は言いませんけれど、そういった状況もあります。今後、まだまだ値上がりをしていくわけです。ここでこういう新しい会社と契約するということは非常に厳しいわけです。民間企業でも新しい契約をするときはリサーチをしっかりかけて、長期的に契約は大丈夫なのか、そういったことを見込んでやるわけです。こういうところが少し甘かったのじゃないかなと思います。これ最後に質問しますけど、このことについてお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 松村建設部長。 ◎建設部長(松村英行君) 新電力と契約に至った経緯と意図は先ほども説明しましたけれども、先ほど電力自由化というところと、丹南総合公園につきましてはナイター設備があるというところで、ある一月分のナイター使用料、高額になるわけでございますけれども、それが1年間の電気料金として固定されるというところもございましたので、当時の試算で年間約200万円減額できるということもありましたのでそちらに乗り換えたというところでございます。今後は、来年度以降も北陸電力株式会社のほうも電力料金の見直しというところで今入っておりますので、その推移を見ながら適切に契約を締結しながら管理をしていきたいと思ってます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 川崎俊之議員。 ◆(川崎俊之君) 電力会社はどこも非常に厳しい状況でありますし、来年度も相当値上げがあるということで、企業も個人宅も大変負担がかかるという中、税金、市民の税金でございますから、1円でも削る、そういったことを頭に描いて、民間の会社みたいにお金もうけするのが市役所ではございませんが、市民サービスのためということを頭に置いて事業を展開していただきたいと思います。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 三田村輝士議員。 ◆(三田村輝士君) じゃあ、最小限に抑えて。 今の補正予算ですが、歳出、33ページ、生活困窮です。先ほど土田議員も質疑されましたが、この内容については理解をいたしました。それで、3団体に対して学用品、日用品等の提供をするということですが、大体対象の困窮者は何人ぐらい想定されているのか。もう一点は、3団体ということですが、その団体数が増えた場合の対応はどうお考えなのかお聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 出口市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(出口茂美君) 対象者数につきましては、団体からこれから計画を出していただきながら協議していきたいと思っておりますが、市から団体にあらかじめ聞き取りをさせていただいております。物価高騰の影響によりまして、生活困窮された方が学用品や日常生活用品を購入する費用が不足してるという声をいただいております。団体が学用品や日常生活用品を購入し必要な方にお届けする。市は団体からの連絡を受けまして、そういった新たに支援が必要な方を把握すること、そういうことでまた支援していく方をどういうふうにしていくべきかを考えていくということで、この生活困窮者自立支援機関であります市社会福祉協議会と共に適切な支援につないでいくというような仕組みをつくっていくものでございますので、今対象者を何人にと思っているところではございませんが、今予定してる団体につきましては3団体、先ほど申し上げましたが、子ども食堂などとNPOさんということで、今現在予算としては3団体でございますが、進めていく、またこういったことで同様に取り組みたいという団体があれば、相談しながら増やすことも検討していきたいとは考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 三田村輝士議員。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。 それで、生活福祉資金の貸付けがコロナ禍で始まって急激に増えていく、そしてその返済が年明けから始まっていって、その人たちが新たな生活困窮者としてまたクローズアップというか、出てくるんじゃないかと。生活保護は横ばいで推移しておりますが、一気に増える可能性もあります。そういう面では、生活の底上げ、貧困の連鎖を打ち切るこの支援というのは非常に重要なことだなと思うんですが、この事業は今回限りというか、令和4年度の後半だけのものなのか、今後の展望はどうお考えでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 出口市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(出口茂美君) この事業は、国の新型コロナウイルス感染症セーフティネット強化交付金、こちらを活用したものでございますが、地域のネットワークによりまして生活困窮者を早期に把握し、適切な支援につなぐ仕組みを機能強化するものでございます。本年度は事業に取り組みながら、つなぐ、つながる相談支援などにおいて民間の方とも検証しながら、継続も含めて今後の在り方を検討する考えでございますので、今はやめるとかそういったことではございません。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 三田村輝士議員。 ◆(三田村輝士君) この事業は今回だけのものかもしれませんが、生活困窮者への支援は引き続き十分きめ細やかな対応をお願いをいたします。 もう一点だけ、35ページの介護施設等物価高騰対策支援事業補助金についてお聞きします。 この内容はどのようなもんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 出口市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(出口茂美君) こちらの介護施設等物価高騰対策支援事業につきましては、こちらも新型コロナウイルス感染症の影響の長期化、そして原油価格、物価高騰が続く中で、電力、ガス等に影響を受けている介護サービス事業所さん、また障害福祉サービス事業所さん、こちらにつきまして助成するものでございます。合わせまして300社近くございますが、訪問系事業所というものがございまして、こちらのほうは訪問用の自動車1台当たりガソリン代を計算いたしまして4,000円を、また通所系、入所系事業所につきましては電力、そういったところにつきまして月平均利用者当たり8,000円を、施設系事業所には月平均利用者当たり1万6,000円を補助するものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 三田村輝士議員。 ◆(三田村輝士君) 月で、分かりました。 それで、期間はどのぐらいの期間を想定されてるんでしょう。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 出口市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(出口茂美君) こちらにつきましては、3月分までと考えております。なので、こちらにつきましては年額としてお渡しする予定でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 三田村輝士議員。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。月4,000円、月8,000円を12か月の年間で支給するというふうに理解をしました。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 出口市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(出口茂美君) すみません、こちら年額でございますので月額ではございません。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 三田村輝士議員。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。年額ですね。 今、全国的に介護事業者の倒産が急増してるんです。県内、市内の事業所も非常に厳しい環境に置かれてる。特に、訪問系、通所も同じなんですが、この状況をどのように把握されて今回の事業につながってるんでしょうか、お聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 出口市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(出口茂美君) 県内で物価高騰によります事業所が倒産したという情報は今現在ございませんが、これまでも事業所が運営について悩む、このままの事業の形でいいかということにつきましては御相談を受けております。今回の補助金を検討するに当たりましては、令和2年度から令和4年度までの利用料や支払い額につきまして、種別ごとに複数の事業所に対して聞き取り調査を行いました。状況を把握した上で、こちらの電力、ガス、そういったところにつきましてサービスの支援となるように、増加額のおおむね2分の1を市から、また半分につきましては事業所で負担していただくよう単価を設定したものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 三田村輝士議員。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。 これからがいよいよ厳しくなってくるのかなと思います。長期にコロナ禍は続いておりますし、また物価高騰、急激に上がってきておりますので、ぜひ市内の事業者のそういった状況の把握については継続的に努めていただきたいと思います。 以上で終わります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 安立里美議員。 ◆(安立里美君) 短く終わらせていただきます。 今、33ページの三田村議員の質問に付随してちょっと聞きたいんですけれども、3団体を決められたということですけれども、どういう形で決められたのか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 出口市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(出口茂美君) 3団体を決めたわけではなく、これから募集を行いますが、聞き取りを行ったのが3団体ということで、こちらの3団体につきましては状況を聞かせていただいた。応募したところが多いようでしたら、また今後検討していきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 安立里美議員。 ◆(安立里美君) 子ども食堂なんですけれども、本当に貧困で困ってる家庭というのはそこまで足を運べないという実態があります。そのようなところをこれからどうやって把握されていくのか、その事業の中ではできるのかどうかだけお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 出口市民福祉部長。 ◎市民福祉部長(出口茂美君) 今、こちらの子ども食堂に限りませんが、生活困窮に支援をいただいている各団体につきましては、利用者の把握、そういったお困り事を共有する場を設けております。そういったところで、市としても背中を押して参加いただいたり、またこちら積極的に対象者につきましては決定につきまして関わっていく考えでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 安立里美議員。 ◆(安立里美君) ぜひ、本当に困ってる方たちに支援が行くようなことに努力していただきたい。それから、子供さんは大切ですけれども、今本当に困っている高齢者がたくさんいます。その日暮らしをやっとしているという方がいますので、それらの団体への支援もお願いしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 以上です。 ○議長(吉田啓三君) 質疑を終結いたします。 本案については各委員会に付託いたします。 なお、付託する区分についてはお手元に配付いたしてあります予算付託表のとおりであります。  ================ △日程第9 議案第65号 ~ 日程第11 議案第67号 ○議長(吉田啓三君) 日程第9議案第65号令和4年度越前市国民健康保険特別会計補正予算第1号から日程第11議案第67号令和4年度越前市後期高齢者医療特別会計補正予算第1号までの3案を一括して議題といたします。 本3案に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 質疑を終結いたします。 本3案については教育厚生委員会に付託いたします。  ================ △日程第12 議案第68号 ~ 日程第14 議案第70号 ○議長(吉田啓三君) 日程第12議案第68号令和4年度越前市水道事業会計補正予算第1号から日程第14議案第70号令和4年度越前市下水道事業会計補正予算第1号までの3案を一括して議題といたします。 本3案に対する質疑に入ります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 畑勝浩議員。 ◆(畑勝浩君) 16ページ、越前市水道事業会計補正予算についてお聞きします。 第3条、5行目に「過年度分損益勘定留保資金7,348万7,000円及び建設改良積立金1億円」を「過年度分損益勘定留保資金91万8,000円及び建設改良積立金2億3,600万円」に改めとあります。このうちの過年度分損益勘定留保資金の減額は今回の支出を見て大体分かりますが、建設改良積立金が1億円から2億3,600万円に増額されている意味がよく分かりません。お尋ねいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 松村建設部長。 ◎建設部長(松村英行君) 予算書16ページの建設改良積立金の御質問でございますが、12月補正におきまして資本的支出額は合計で8億5,558万3,000円、それから資本的収入額は合計で5億6,975万6,000円となります。そのため、不足額2億8,582万7,000円につきましては、消費税及び地方消費税資本的収支調整額、損益勘定留保資金、建設改良積立金において補填するということになります。 なお、建設改良積立金につきましては、令和3年度の決算におきまして2億2,398万2,000円を積み立てることができたことから、取崩し額を1億円から2億3,600万円に増額し、補填財源に割り振りを行ったものでございます。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 畑勝浩議員。 ◆(畑勝浩君) 分かりました。 引き続き、次の質問をいたします。 86ページ、水道事業会計補正予算実施計画を見ますと、資本的支出として送配水施設改良費7,430万円が追加されています。めくりまして88ページ、資本的支出欄を見ますと、内訳として配水本管費6,620万円と消火栓設置費810万円となっております。これはどの地域の工事なのでしょうか。また、消火栓設置負担金300万円はなぜ全額ではないのでしょうか。どういう根拠があり算出してるのかお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 松村建設部長。 ◎建設部長(松村英行君) 送配水施設改良費の7,430万円につきましては、漏水の多発している老朽管の更新を前倒しで行うため計上したもので、工事施工箇所につきましては、八幡1丁目、妙法寺町、南1丁目地係の3か所となります。 次に、消火栓設置工事費810万円に対しまして消火栓設置負担金300万円の計上理由でございますが、さきに述べました追加工事3か所における消火栓設置工事費のほか、本年度の執行済額と執行見込額を精査しまして、当初予算額より300万円のみが不足する見込みとなったため、補正予算に計上したものでございます。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 畑勝浩議員。 ◆(畑勝浩君) 分かりました。 最後でございます。もう一つ質問いたします。 議案第69号越前市工業用水道事業会計補正予算についてお尋ねいたします。 この会計の予算は、収益的支出は85万2,000円の減額、資本的収入720万円の国庫補助金の受入れとなっております。歳入があって歳出があると聞いておりますが、資本的収入で国庫補助金720万円を受け入れていて歳出が何も出てこないのはなぜか、そこをお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 松村建設部長。 ◎建設部長(松村英行君) 歳出につきましては、令和4年当初予算の建設改良におきまして原浄水施設改良事業費として3,161万1,000円を計上しております。この工事につきましては、ポンプの制御盤の改修工事等を見込んでいるところでございますが、この事業に対しまして国の令和3年度補正予算の内容としましては、防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策に対する補正予算が令和4年3月31日に交付決定されたところでございまして、本年7月に交付申請の手続が完了したため、国費の受入額として今回12月補正予算に720万円を計上するものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(吉田啓三君) 畑勝浩議員。 ◆(畑勝浩君) 理解いたしました。 以上です。 ○議長(吉田啓三君) 質疑を終結いたします。 本3案については産業建設委員会に付託いたします。  ================ ○議長(吉田啓三君) 本日はこれをもって散会いたします。 次会は11月29日午前10時から再開いたします。        散会 午後0時10分〔 参 照 〕┌─────────────────────────────────────────┐│            予   算   付   託   表            ││ 総務委員会                                   ││  議案第64号 令和4年度越前市一般会計補正予算(第7号)           ││   第1条(歳入歳出予算の補正)の第1表歳入歳出予算補正            ││     歳入全部                                ││     歳出第 1 款 議会費                          ││       第 2 款 総務費(ただし、1項7目企画費のうち1ふるさと納税推進事 ││           業、10目情報化推進費のうち2個人番号カード利用環境整備事 ││           業及び11目多文化共生推進費、3項戸籍住民基本台帳費並びに ││           7項1目生活安全対策費のうち3消費者対策事業を除く。)   ││       第 9 款 消防費                          ││       第12款 公債費                          ││   第2条(債務負担行為の補正)の第2表債務負担行為補正中           ││     広報紙印刷事業                             ││   第3条(地方債補正)の第3表地方債補正                   ││ 教育厚生委員会                                 ││  議案第64号 令和4年度越前市一般会計補正予算(第7号)           ││   第1条(歳入歳出予算の補正)の第1表歳入歳出予算補正            ││     歳出第 2 款 総務費中1項10目情報化推進費のうち2個人番号カード利用 ││           環境整備事業及び11目多文化共生推進費、3項戸籍住民基本台 ││           帳費並びに7項1目生活安全対策費のうち3消費者対策事業   ││       第 3 款 民生費                          ││       第 4 款 衛生費(ただし、1項4目環境対策費及び5目合併処理浄化槽 ││           費並びに2項清掃費を除く。)                ││       第10款 教育費                          ││   第2条(債務負担行為の補正)の第2表債務負担行為補正中           ││     デジタル教科書ライセンス購入費、小学校通学バス運行委託料        ││     及び児童生徒健康診断業務委託料                     ││  議案第65号 令和4年度越前市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)     ││  議案第66号 令和4年度越前市介護保険特別会計補正予算(第1号)       ││  議案第67号 令和4年度越前市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)    ││ 産業建設委員会                                 ││  議案第64号 令和4年度越前市一般会計補正予算(第7号)           ││   第1条(歳入歳出予算の補正)の第1表歳入歳出予算補正            ││     歳出第 2 款 総務費中1項7目企画費のうち1ふるさと納税推進事業    ││       第 4 款 衛生費中1項4目環境対策費及び5目合併処理浄化槽費並びに ││           2項清掃費                         ││       第 5 款 労働費                          ││       第 6 款 農林水産業費                       ││       第 7 款 商工費                          ││       第 8 款 土木費                          ││       第11款 災害復旧費                        ││       第13款 諸支出金                         ││  議案第68号 令和4年度越前市水道事業会計補正予算(第1号)         ││  議案第69号 令和4年度越前市工業用水道事業会計補正予算(第1号)      ││  議案第70号 令和4年度越前市下水道事業会計補正予算(第1号)        │└─────────────────────────────────────────┘...